
アート界でも注目の懐かしいアートな印刷リソグラフを体験
リソグラフという印刷でトロピカタウンという私のイラストマンガのzineを制作をしてきました。

お世話になったのは、アートスタジオtuuliさん。https://studiotuuli.com
リソグラフは、理想科学工業が1980年から販売している事務用のシルクスクリーン印刷機で 、2色ずつインクを重ねていきます。

色の重なり合いや、印刷のズレによって、予想外の面白い仕上がりになり、しかも一冊一冊が全く同じにはならないユニークさが、一般的な印刷では味わえない、それはデジカメ主流の世の中で、トイカメラやフィルムカメラを使ったり、デジタル機器で音楽を流すのもいいけど、あえてレコードやカセットテープで流すという感覚とも似ていると感じました。
製本も一冊ずつ自分で行いましたが、印刷した紙を並べて一枚ずつ取って、重ねて、ホッチキスで留める一連の作業は、何とも言えない懐かしさ、楽しさ、それだけではなく言語化できない不思議な感情やミラクルが生まれます。

そんなリソグラフ印刷の初心者の私は、研究と時間が足りず、データ作りが上手くできませんでしたが、それでも、いろいろな発見がありました。文字は気をつけないと、インクのズレで目がチカチカしちゃうなとか。次回はしっかりとデータを作って再チャレンジしたいです。
ウェブマガジン&オンラインギャラリーで私の好きな作家さんたちを紹介したいと始めたハースギャラリーですが、ハースギャラリーのコンテンツでZINEを作れないかなと、ぼんやりと何年も考えていましたが、リソグラフを体験したことで、ますますしっくりとくるものがあったので、じっくりゆっくりですが、実現できたらいいなと思っています。
Studio tuuliさん、本当にありがとうございました!
-Akiko
